「・・・・っくしゅん!」
「・・・・え?」
花粉症な人。
「・・・・隊長・・花粉症ですか?」
「あ・・?あぁ・・・多分。」
「・・・・・くくっ・・!」
「・・・何笑ってんだよ。」
「だって・・・・!」
書類を届けに隊首室に来て
入った途端
くしゃみをしているところを見てしまった。
そのギャップが・・・・
「可愛いィィ〜〜〜!!vv」
「あ?」
「『くしゅん!』だって〜!vv可愛すぎますよ!vv」
「・・・てめぇ・・・殺すぞ。///」
「だって・・!可愛い・・・・!!vv」
危うく書類を落としそうになる。
肩で必死に笑いを堪えながら
眉間に皺を寄せ
不機嫌な顔をする日番谷に近付く。
舌打ちをしながら
が持っている書類を貰う。
未だに笑う。
そろそろ
隊長怒っちゃいますよ。さん。
「お前・・・・ホントに・・・・!っくしゅん!」
「キャー!!vv可愛いィィ〜〜〜!!vvv」
「・・・〜〜/////」
「だって、更木隊長なんか『ぶはーっくしゃぁぁい!!!!』ですよ?日番谷隊長の方が・・!!vv」
「・・・・・殺されてぇのか?///」
「いえいえvあ!鼻、赤くしちゃって可愛すぎですよ〜!vv」
「・・・・・/////」
「あっ!そっぽ向かないで下さいよ〜」
可愛いを連呼するに呆れた日番谷は
とうとう窓際を向いてしまう。
顔を真っ赤にしながら
ずずっと鼻を啜る。
その照れた感じが
またの母性本能を刺激しまくる。
「可愛いィィ〜〜っ!!vv」
「だぁー!もう五月蝿ぇっ!////」
「食べちゃいたいくらい愛くるしいですよ!vv日番谷隊長っ♪」
「・・・・はぁぁー・・・・////Uu」
「溜め息ついたら幸せ逃げますよvv」
「・・・もう出てってくれ・・・・lllll」
「えぇー?」
何でですかー?と楽しげに聞き返す。
そろそろ堪忍袋の緒が切れそう。
けど
好きな子を泣かせるほど
日番谷は悪じゃない。
というワケで・・・・
を黙らせる事が出来る。
もしかしたら自分が得する。
それを実現する言葉が浮かび上がった日番谷。
ニヤリと笑みを浮かべ
に向き直した。
「いつもと違う日番谷隊長も好きだなーvv」
「・・お前・・・・いい加減に・・・・・・・・」
・・・・今
何て言った?
そんな風な顔をしてを見る日番谷。
は、ハッとしたように口を抑える。
けど
もう遅いですよ。
「えーっとォォ・・・・・可愛い日番谷隊長・・好きだなーと思いましてー・・・」
「・・・・・」
「そ・・そんな疑いの目、向けないで下さいよ!////」
「・・・・・・もう一回。」
「へ?」
「・・・もう一回、今の言え。」
「えぇぇ!?////」
そんな無茶な・・・・
は小さく呟いた。
日番谷は聞こえないフリをし、
先ほど使おうと思っていた言葉を発する。
「・・・・・言わねぇと犯すぞ?」
「はぁ!?///何言ってるんですか!///」
「本気だ。」
「嫌ですよ!言うのも犯されるのも!////」
「ほー・・・俺の頼みでも・・か。」
「!!/////」
立場逆転。
日番谷は勝ち誇った笑みを浮かべ
イスから降り
の方へ近付いた。
当然
も後ろへ後ずさりするワケで。
でも
壁にぶつかったら
逃げ場も無い。
あははー・・と乾いた笑いを零しながら
壁にぶつかった。
ヤバイ・・!
本能がそう叫んだが
遅かった。
「ひ・・・・日番谷隊長・・?」
「何だよ。」
「・・・・・最初に言いますけど、やめてください。」
「そーいう事は行為中に言え。」
「無理です。ってかしませんから!////」
「ふーん・・・じゃあ、さっきの言葉言え。」
「・・・・////」
の顔の横に両手を付き、
逃がさないように壁を作る。
間近にある日番谷の顔。
は思わず俯く。
すると
日番谷の指が、すっとの首筋を撫でた。
「ゃっ・・!?」
「そういうエロい声出したくなかったら、言え。」
「・・・・・・・・・・・・好きです。///」
「あ?聞こえねぇよ。」
「・・・〜〜〜日番谷隊長の事が好きですー!////」
「・・・良く言えました。」
嬉しそうな笑みを浮かべ
顔を真っ赤にするの髪の毛を梳いた。
そして
を解放し
自分の机へ戻ろうと踵を返した瞬間。
「・・・ッくしゅんっ!」
またまた、可愛いくしゃみをする日番谷くん。
「かっ・・・・可愛いィィィ〜〜〜!!vvv」
「っ!///」
の叫び声発動っ☆
それから
隊長室の中からの可愛いコールが何度も聞こえたとか。
そして
仕事をほったらかしにしていたは
乱菊から雷が落とされたとか・・・・。
でも
日番谷の可愛い一面も見れたし
晴れて恋人同士にもなれたので
大満足ななのでしたv
END
★ ★ ★ ★ 後 書 き ★ ★ ★ ★
か・・・可愛いかも・・!!(死
ヤバイ・・自分でかいてて冬獅郎が可愛く見えてきた・・・・!vv
花粉・・今年は凄いらしいですねぇUu
TV見ながら『そーいえば・・漫画のキャラって花粉症居ないなぁー・・・ミスフルの白春くらいか?』
なんて考えてたら
浮かんじゃいましたvこのネタvv
冬獅郎のくしゃみ・・・実際どうなんでしょうね?
可愛いと良いな・・・・※妄想中。
最近、激しめの裏をかいていたんで、
ほのぼのが恋しくなってました・・。
たまには息抜きも・・・ねvv
というワケで、管理人も密かに気に入っているこの作品!
良かったと思っていただけたら、ぜひBBSに書き込みしてやって下さいvv
喜んでお返事いたしますっ☆
では、管理人はバスタイム〜♪
2005.03.31. 管理人 まるこ。